2011年10月15日土曜日

医療情報技師能力検定試験(2011年度)受験体験記(当日編)

医療情報技師能力検定試験に合格しました

医療情報技師能力試験の大阪の試験会場は、ビルの中を高速道路が走っていることで有名な
TKPゲートタワービル。ビルの中を高速道路が走っているという構造ながら、直接物理的にビルに高速道路が接しているわけではないので、試験中は静粛そのもの。何の心配もいりません。


午前中の科目は、
情報処理技術系(満点:私の得点:合格点=104:84:63)、50問/60分。
以前受けた試験では、情報処理技術者試験・高度午前1をやや易しくした問題、
あるいは、中小企業診断士試験1次試験・経営情報システムと(問題によっては)同程度
といった雰囲気でしょうか。
医療系に特有の問題はないので、情報処理技術者試験などの経験者なら、特に対策は必要ないと思います。
試験開始後30分には見直しも終え会場を後にして、近くの喫茶店へいき、
勉強の全く進んでいたなかった医療情報システム系の追い込みにあてました。
(まさしく泥縄)

午後1つめの科目は
医療情報システム系(124:90:75)、60問/90分。
情報セキュリティやシステム監査分野からの出題が数題あるものの、メインは
医療情報システム特有の出題がほとんど。
医療現場や医療システムの経験がない私には全く意味不明な問題が多く、あきらめかけましたが
なんとか自分なりにロジックを考えて回答するよう心がけたのが吉と出たようです。

最後の科目は
医学医療系(100:62:50)、50問/60分。
腫瘍マーカーと疾患の組み合わせという問題を見たときには投げかけました。
医療現場で働く方々にとってはもしかして常識なのかもしれませんが、
縁がないものにとっては厳しい出題。
また医療情報システム系のように考えれば答えが出る問題ではなく、
知ってるか知ってないかで答えが出てしまうという点では未経験者には厳しいといえるでしょう。
合格点が低かったところを見ると、IT系の受験者が多かったのか、
あるいは普通に問題が難しかったのでしょうか。

この試験で珍しいのが「二つマークしなさい」という問題は
同一行にマークするよう指示があること。
情報処理技術者試験その他の試験では複数マークする場合は行を変えて順不同というケースが多くとまどいました。実際、何度かマークミスをしかけました。
また、二つマークすべきところを一つマークしただけで次の問題に行ってしまったりしました。(見直しで何問か発覚しましたが、見落としもありました)
これは、注意すべきところですね。


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